org-mac-protocolの設定
org-modeをemacsclientを使って外部の情報を取り込める仕組み。
今回は、Webブラウザ(Safari, Chrome)からorg-modeへリンクを取り込めるようにする。
これを使うと、blogを書くときに、urlとタイトルを別々にコピーする必要がなくなった。
設定
org-protocol
まずはorg-protocol1を有効にする。org-protocolはcontribなので、load-pathに
contribのディレクトリを追加する必要がある。1
(add-to-list 'load-path "/path/to/org-mode/contrib/lisp")
(require 'org-protocol)
org-mac-protocol
org-mac-protocol2は、org-protocolをMacOSX上で使えるようにしたもの。
まずはgit cloneし、必要なファイルを必要な場所へ。1
2$ git clone https://github.com/claviclaws/org-mac-protocol.git
$ cp -r org-mac-protocol/*.scpt org-mac-protocol/orgQSLib ~/Library/Scripts
~/Library/Scriptsがない場合は先に作る必要があります。
そして以下の設定1
(add-to-list 'load-path "/path/to/org-mac-protocol")
(require 'org-mac-protocol)
QuickSilver
環境設定-> Catalog -> Scripts -> Scripts(User)にチェックを入れる。
使用方法
Chromeでコピーしたいページを開き、QuickSilverでorg-link.scptを選択。
Emacsで1
M-x org-insert-link
したあと、ミニバッファに貼り付け(C-y)すると、リンクとその説明が正しく
貼り付けれれた。
まとめ
AppleScriptの魔法を使い、Emacsとほかのアプリケーションの連携がうまく
できるようになった。